PEOPLE
02
滝口 正人
国内旅行事業
信頼関係に基づく仕入業務が、
北海道ならではの旅の可能性を広げる
TAKIGUCHI
DEPARTMENT
国内仕入営業部
北海道グループ
YEAR OF ENTRY
2017年
BIRTH PLACE
東京都
GRADUATION
神学部 神学科 卒
MY FREE TIME
ラーメン食べ歩き、カラオケ、スキー、山登り
INTRODUCE MYSELF
中学・高校時代はサッカー部で、大学ではテニスサークルとバンドサークルに入っていました。また幼少期は毎年家族とスキーに行っており、社会人で北海道へ赴任してから再開しました。音楽はヴァネッサ・カールトンの「A Thousand Miles」がお気に入り。無類の「ラーメン二郎」好きで、全国の店舗を制覇済みです。
CAREER PATH
- 2017年 ~
株式会社JALナビア 国内ツアー室(出向)
- 2019年 ~
海外企画商品第3事業部 オペレーショングループ
- 2020年 ~
海外オペレーション部 地上手配第2グループ
- 2021年 ~
国内業務部 新規事業推進グループ
- 2022年 ~
国内企画商品事業部 新規事業推進グループ
- 2023年 ~
現職
入社動機は?
航空機を軸にした
旅行業に携わりたい
母が教師をしており、ホームステイの受け入れで海外からの留学生や先生が家に長期滞在していたこと、クリスチャンとして幼少よりキリスト教を学んできたこと、大学で西洋の歴史や考え方を学んだことなどが起因し、学生時代から海外への憧れを強く持っていました。また家族で北海道や沖縄、サンフランシスコ、ニューヨークなど航空機を使う国内外の旅行にも行っており、旅行というものが非常に身近な存在でした。そうした背景から、将来は航空機を軸とした旅行業に携わりたいと思い、旅行業界を志望しました。
中でも経営破綻から立ち直ったJALグループの力強さ、入社後に携わることのできる旅行の企画、営業、現地駐在などに魅力を感じ、ジャルパックを第一志望の就職先として考えていました。他の旅行会社からも内々定をいただきましたが、当時の採用担当の方が面接後に丁寧にフォローしてくれたこともあり、当社への入社を決めました。
仕事内容
魅力ある商品を届けるため、
取引先と信頼関係を構築
現在は札幌の仕入営業所にて、宿泊施設を中心にレジャー施設やレンタカー会社、鉄道会社、観光協会、自治体などと連携を取りながら、旅行を作るうえで必要な宿泊、移動、観光、アクティビティなどのサービスを仕入れるための営業活動を行っています。ジャルパックの商品をより魅力あるものにするため、現地の取引先施設と信頼関係を構築することが、私のミッションです。また札幌にある日本航空の支店と、地域事業について連携しながら業務に当たることもあります。
特に私がメインで担当するのは富良野、トマム、ルスツ、ニセコ、サホロ、キロロなど自然豊かで、冬のシーズンはウィンタースポーツの観光客が集う人気のリゾート地です。インバウンドで賑わうニセコを始め、海外からの観光客が多いエリアになるので、英語も目下勉強中です。東京出身で他県に住むのは初めてですが、日々新鮮な経験をさせてもらっています。
仕事の醍醐味
新たな旅の可能性を広げる
仕入業務
醍醐味は何といっても、人と人との繋がりを感じられることです。ジャルパックの旅行商品は、当社だけでできるものではありません。JALをはじめ、現地のホテルや鉄道、バス、レジャー施設など、取引先との関係性を強化していく中で可能になるサービスです。また旅行を作るうえで、航空機や宿泊場所を提供するだけでなく、お客さまに安全・安心な旅をお届けすることも欠かせません。そのためにも、JALグループ内はもちろん、宿泊施設や移動手段を取り扱う会社、観光施設との信頼関係が不可欠なのです。
もともと私は人と関わることが好きだったので、新たな人との出会い、新たな旅の可能性を広げることができる仕入業務は非常に面白く、貴重な経験ができていると感じています。他にも取引先施設の予約状況が改善されていくのを見て、ともに喜びを分かち合えることもやりがいの一つです。自分自身で時間をかけてコミュニケーションを取り、仕入れた旅がお客さまの予約に繫がった時は、本当に嬉しいものです。
仕事の学び方と
求められる資質
コミュニケーションスキルに、
度胸、計画性。あとは前向きに
この仕入業務で求められるのはコミュニケーションスキル、度胸、計画性だと考えます。新規の取引先を訪問する上では、会ったことのない人と多く関わることになります。そこで必要とされるのは、会話力や傾聴力をはじめとする、コミュニケーション能力全般だと思います。相手の話に耳を傾け、会話を重ねていくことで徐々に信頼関係が生まれていくのです。
また誰しも、知らない人と話したり、土地勘のない場所に行く時は緊張するものです。しかし、何度も回数を重ねていくと慣れていき、どこへ行っても色々な人と円滑に話せる力や度胸が身についていくと思います。さらには、取引先と信頼関係を構築するためには、物事をゴールから逆算して考える計画性も大切。信頼してもらうためにはどう行動すれば良いのか、そのためにはどのような準備が必要になるのか。順序立てて物事を考えていると、頭の中を整理する力も身に付きます。
やるべきことは多いですが、素直さや前向きな姿勢なしに、成長することはできません。また日々の営業の中での発見などを新鮮に感じ、楽しむ心も大事だと思います。
課題と今後の目標
現地にいるからこそ見える、
北海道ならではの魅力を
発信したい
地方拠点の仕入活動は、会社の看板を背負って行うものであり、ジャルパックのイメージにも繫がる大事なセクションだと考えています。取引いただいている施設の方々が、協力的に動いてくれるかどうかは、自分たちの営業の仕方で決まります。思い返せば札幌の支店に着任した当時は、地名・地理を覚えることや取引先との関係性を構築することに手一杯でした。月日が経ち、深い信頼関係を築く中で、施設やエリアが抱える課題が少しずつ見えてくるようになり、そこに対する施策も話し合えるようになりました。単にホテルの部屋やアクティビティなどを仕入れるだけではなく、現地にいるからこそ見えてくる北海道全体の魅力をどのように発信してくかを考えるのが、今後の課題です。少しでも魅力的なジャルパックの旅作りにつなげたいと思います。
私の「いい旅、新しい旅。」
東南アジアで知った、
自分で旅を作る面白さ
大学生の時、先輩とタイ、ラオス、ベトナムを1週間周遊する旅に出ました。大学時代はとにかくお金がなかったため(笑)、全ての行程を個別手配しました。個別手配のメリットは自分たちで自由に行動でき、通常のツアーでは行けないような現地の体験を楽しめることだと思います。この時は、一人でタイのバンコクに入り、2日目に先輩と合流し夜市などで値切り交渉をして買い物を満喫。3日目にトゥクトゥクでラオスを周り、4日目はエレファントキャンプで象に乗り、象使いになるための修行をしました。5日目は早朝に世界遺産であるルアンパバーンで托鉢を見学したり、観光地にて本物の刀を使うショーに参加。6日目はパタヤでショーを見たり、寝台バスで移動したりと、刺激的な盛り沢山の経験をしました。
この頃から自分の手で旅行を作り上げることの面白さを感じるようになり、将来的にジャルパックで旅行の企画がしたいという思いに繫がっていったのだと思います。
ある日の私
休日の私
北海道でスキー
2024年1月に、日本航空札幌支店の若手メンバーと、テイネスキー場へ行った時の写真です。先日は札幌国際スキー場、今度はルスツに行こうと話しています。真ん中の赤いウェアで立っているのが私。
富士山
2022年8月に、ジャルパックの若手社員で富士山に登った時の一枚です。その前に百名山をみんなで登って練習し、本番に臨みました。左から2番目が私です。
私の必携品
JAL本革レザーファイル
オーガナイザー
JAL機の座席の本革を再利用して作られたものです。営業や業務中のメモを取る際に使っています。