INTERVIEW 01

現在の仕事内容を教えてください

ツアーコンダクターとして、旅行現場で見聞きしたことを会社にフィードバック

ツアーコンダクターとして、ヨーロッパをメインにお客さまをご案内しています。基本的には、1カ月に1本ほどとあまり本数はありませんが、ピーク時になると月に2〜3本添乗に出ることもあります(日曜日に帰国し、金曜日から出発ということもあります)。ジャルパックのツアーコンダクターの大半はプロのツアーコンダクターの方々で、私のようにジャルパックの若手社員でツアーコンダクターとして働いているのは、私の同期2名と一つ上の先輩1名だけです。日々、同期と情報共有し、また大先輩のツアーコンダクターの方々に教えて頂きながらツアーに備えています。添乗で現地を訪れると、色々な業務があります。お客さまへお薦めのレストランのご案内、自由時間の過ごし方のご相談、ホテルの部屋に関するトラブルなど、やらなければならないことがたくさんあります。

また大切な仕事の一つとして、現地を訪れることでお客さまがどう感じているのかということを、直接、生で知ることができます。こればかりは、デスクワークでは絶対に知ることができません。現地で私が見て、感じたことを、会社に一つでも多く還元していくことが重要な役割となっています。

INTERVIEW 02

どういった仕事をしてきたのですか?

1番目のキャリア

2016年4月~現在
顧客サービス事業

具体的な仕事内容と、やりがいは?

ツアーコンダクターとして、旅行現場で見聞きしたことを会社にフィードバック

ツアーコンダクターとして、ヨーロッパをメインにお客さまをご案内しています。基本的には、1カ月に1本ほどとあまり本数はありませんが、ピーク時になると月に2〜3本添乗に出ることもあります(日曜日に帰国し、金曜日から出発ということもあります)。ジャルパックのツアーコンダクターの大半はプロのツアーコンダクターの方々で、私のようにジャルパックの若手社員でツアーコンダクターとして働いているのは、私の同期2名と一つ上の先輩1名だけです。日々、同期と情報共有し、また大先輩のツアーコンダクターの方々に教えて頂きながらツアーに備えています。添乗で現地を訪れると、色々な業務があります。お客さまへお薦めのレストランのご案内、自由時間の過ごし方のご相談、ホテルの部屋に関するトラブルなど、やらなければならないことがたくさんあります。

INTERVIEW 03

これまでの仕事で、最大の危機は何ですか?

初仕事でいきなり帰国便が欠航

独り立ち一本目にして、帰国便の欠航を体験したことです。入社して3カ月ほど実地研修や座学など様々な研修を受けて、いよいよ一人でお客さまをご案内するようになります。コースは研修の際にベテランのツアーコンダクターの方に同行し一度経験したイタリア(ローマ→フィレンツェ→ベネチア→ミラノ)へのツアーでした。内心は緊張していたのですが、いかにも何回も訪れたかのように振る舞い、無事ツアーを進めることができていました。帰国日の前夜いよいよ帰国だとホテルの部屋でホッとしていると、搭乗予定だったミラノ発ロンドン行きの飛行機が欠航のお知らせが・・・。

現地支店に対応を仰ぎましたが、日本との時差・様々な要因によって当日空港にて代替便を手配するしかないとのこと。当日空港へアシスタントの方と向かい交渉するものの、この日の他のロンドン行きは全て満席。ロンドン発羽田行のJALに乗ることができないことが確定しました。どうやって帰ろうかと考えていると、他の航空会社の成田まで直行便にぎりぎり人数分空きがあるとわかり、ジャルパックですが他社の航空会社で日本に帰ってきました。

独り立ち一本目というまだわからないことも多い中、代替便の手配・お客さまへの対応などに追われていました。しかし、現地支店の方々、日本の社員の方々がサポート、お客さまのご協力のおかげで何とか帰国することができました。ジャルパックの「力」を強く感じた出来事でした。

INTERVIEW 04

これまでの仕事で、最も印象に残ることは何ですか?

ツアー後もつながる心の絆

私が添乗させて頂いたお客さまと帰国後も連絡を取り合うということは、とても心に残ります。今まで100名ほどのお客さまをご案内させて頂き、その中から何名かのお客さまとは、今でも連絡を取り合うことがあります。ツアー中の1週間だけで終わりという訳でなく、その後も繋がっていることはツアーコンダクターとしてとても有難いことだと感じています。

連絡を取り合う中でご飯に誘って頂くこともあり、お客さまと1対1でご一緒することもありましたし、ツアーの参加者全員でもう一度集まったこともあります。その時は皆さまが「松田さん。お疲れ様でした」と書かれたケーキをサプライズで用意して下さっており、このことはとても心に残っています。

偶然の巡りあわせでご一緒させて頂いたお客さまと、ツアー後もつながることができるというのは、ツアーコンダクター冥利に尽きます。一生大切にしていかなければいけないと感じることができました。

INTERVIEW 05

学生の皆さんへアドバイスをお願いします。

自分から動くことで得るものが重要

まだ一年しか働いていない私が仕事についてアドバイスすることは大変おこがましいですが、仕事をする上で自分から動き出すということがとても大切だと感じました。

自分から動くことで分からなかったことがわかるようになり、少しずつ成長してきた気がします。学生時代は待っているだけでも色々なことが降りかかってきたかと思いますが、社会人になり働き出すと、何もしなければ何もないということに気付きました。就活は絶好の機会だと思います。自分から動き出すことで色々な情報を得ることができ、それが武器にも羅針盤にもなります。ぜひ積極的に自分から動きだすことを意識してみてください。

仕事は充実していてなんぼだと思います。有難いことに私もツアーコンダクターとして様々な国を訪れることができ、とても充実しています。ぜひ、積極的に動き自分が充実して働ける場所を見つけて頂ければと思います。

INTERVIEW 06

これまでのご自身のキャリアを振り返って、
感想はいかがですか?

入社後の一年は、最も密度の濃い一年

入社してからの一年は、今までの中で最も密度の濃い一年でした。大学卒業するまで関西で育ち、初めて東京での独り暮らしだと思ったら、ツアーコンダクターに配属され月1回のペースで海外に。東京での生活にさえ慣れていない中で、気が付いたら海外にいるという自分は、訳が分かりませんでした。

しかし、実際にツアーコンダクターとして働かせて頂き、とても貴重な経験をさせて頂いていると感じています。最初は不安だらけでしたが、いざツアーコンダクターとしての日々が始まると不安を感じていたことも忘れるほど充実した日々を過ごすことができています。

また「お客さまから直接『ありがとう』と言ってもらえるのは、今の仕事をしているときだけだよ」と上司から話がありました。期間限定のツアーコンダクター生活だからこそ、一本一本のツアーが勝負という気持ちで、お客さまにツアーを楽しんで頂けるように今後も取り組んでいきます。