PEOPLE
02
古川 真弥子
国内仕入事業 西日本方面
価格・立地・品質などを分析、
お客さまに選んでいただけるホテルを確保
FURUKAWA

DEPARTMENT
国内仕入事業 西日本方面
YEAR OF ENTRY
2002年
BIRTH PLACE
埼玉県
GRADUATION
社会学部 観光学科 卒
MY FREE TIME
スポーツジム、ショッピング
INTRODUCE MYSELF
食べることが好きで、情報交換も兼ねて月に2・3回同僚と食事会をしています。最近では、ストレス発散とダイエットを兼ねた週に2回程度のスポーツジム通いが楽しみなっています。
CAREER PATH
- 2002年 ~
ツアー管理部
- 2005年 ~
北海道仕入部
- 2008年 ~
北海道企画部
- 2017年 ~
現職
入社動機
旅のプロになりたくて
小学生の頃、とにかくバスガイドに憧れました。それがきっかけで、旅に関する仕事をしたいと思うようになり、大学は観光学科に進学。3年生の時、「パッケージツアー」を研究テーマに、研修でラスベガスへの旅を体験することになりました。ところが飛行機の遅れがあり、現地での旅程に支障をきたしたのです。どのようにスケジュールを修正したらよいかわからずに途方に暮れていると、同行したツアーコンダクターの方が、適切なアドバイスをくださり、結果的に、とても充実した旅になりました。
私は、旅のプロとしての引き出しの多さとともに、どんな場面にも動じない対応力に頼もしさを感じ、自分もそんな「旅のプロ」になりたいと考えるようになったのです。やがて就職時期になると、迷いはありませんでした。ツアーを造成したり、ツアーに同行する仕事がしたいと強く思い、ジャルパックを就職先として選びました。


仕事内容
200件以上のホテルと交渉、より有利な条件で部屋を仕入れる
国内仕入営業部は、国内のパッケージツアーや航空機とホテルをパックにしたダイナミックパッケージ(DP)について、ホテルや観光、レンタカーなどの仕入業務を行う部署です。中でもメインの業務はホテルの仕入れで、安く仕入れることや、高品質なホテルをラインアップすることがミッションとなります。
私は西日本グループの中で、大阪府と京都府を担当していますが、私の担当地区だけでも200件以上のホテルがあります。毎月、担当地区を訪問して、担当者と会ったり、新規のホテルを視察したりするほか、本社にいる時も、ほとんど毎日のようにホテル担当者が訪ねてきて、料金や在庫の交渉を行っています。部屋数を確保するだけではなく、お客さまに選んでいただける立地や広さ、価格で仕入れることが重要です。


仕事の醍醐味
当社とホテルがWin-Winの信頼関係
仕入れでは、競合よりも有利な価格でホテルの部屋を調達することが肝心です。しかし、仕入交渉にはマニュアルも王道もありません。ホテルのグレードや需給状況を考えながら、相手の様子を見て、案件ごとに対応することに苦労しています。特に、大阪は商人の街で、相手も交渉上手の方が多いため、料金交渉には苦戦します。そのため事前に、エリア別の実績や昨年の実績、今年の傾向などを整理して準備をしておくことを心掛けています。
実際の交渉では、自分の意見だけを相手に伝えるのではなく、相手が何を求めているのかを探りながら合致点を模索することで、当社もホテルもWin-Winの関係になり、信頼関係を築いていけることが理想です。ホテルの担当者と時間をかけて詰めた料金でパッケージ商品を販売し、数字が伸びて目標を達成することができた時は、まさに仕入れ担当として達成感を感じる瞬間です。


仕事の学び方と求められる資質
謙虚に物事を吸収する柔軟性
現在のエリアの担当となってから、まず前の担当者にエリアの特徴やホテルに関する情報を聞くことから始めました。しかし、今までの経験や情報だけから考えるのでなく、常に積極的に様々な情報を自分で収集することも必要となります。多くの人を相手に仕事をしていくので、素直に相手の話を聞くこと、先入観にとらわれず、色々なことを吸収する柔軟さが大切だと考えています。どれだけの情報を収集し、それを活かすことができるか、それが仕入れ業務の肝といえるでしょう。


課題と今後の目標
数字を武器に戦える担当者
仕入れには、ホテルの単価や売り上げなど数字が付きもので、この数字の分析力が交渉でも物を言います。ところが、私のウィークポイントがこの数字なのです。数字に囲まれた仕事をしているにもかかわらず、数字を分析することが苦手で、現状、数字を読むことに時間がかかっています。
ただ、これも経験と慣れだと考えるようにしています。日々、様々な数字を扱っていくことで、数字の読み方や数字が伝えることが自然と見えてくると思います。数字を武器に、交渉を優位に進めていけるような担当者を目指し、努力を続けていこうと考えています。


私の「いい旅、新しい旅。」
コバルトブルーの海、パラオ
これまで一番印象に残っている旅は、2012年に同僚と一緒に行ったパラオへの旅です。こんなきれいな海を見たのは初めてでした。見渡す一面が、透明度の高いコバルトブルーの海でした。オプショナルツアーでは、その海でイルカと一緒に泳ぐツアーに参加しました。イルカのヒレにつかまって泳いだり、餌をあげたり戯れたりと、日常のことをすっかり忘れてリフレッシュできました。また、シーフードをはじめ、食べ物が美味しいのもパラオの大きな魅力です。島の人に優しく親切にしていただいたことや、島の所々で戦争遺跡など日本人の歴史を感じることができたことなど、すべてにわたって強烈な記憶に残る旅となって海外企画商品事業います。
ある日の私
休日の私

いつもの同僚と情報交換をかねて会食。会社を離れると本音で語れるので、励ましてもらったり、一緒に怒ってくれたりする大切な会ですが、仕事に関係ない世間話が一番リフレッシュできたりします。左から2番目が私です。

週二のジム通い。好きな運動はボクササイズ。今は勤務時間帯を選べるので、出席したいレッスンがある時は勤務時間を早めるなどして平日も通っています。
私の必携品

鏡
仕入れの仕事は接客が多いため、訪ねてくるお客さまと接する際の身だしなみチェックに鏡は手放せません。

