仕事紹介

波多 あすか
波多 あすか
企画業務部 企画制作グループ
2004年入社
私の仕事
100種のパンフレットの方向性を決める
 旅行会社などへ行くと、「JALパック」の海外パッケージツアーパンフレットを目にされることと思います。これを読んだお客さまに「読みやすい」「分かりやすい」「使いやすい」そして「旅行へ行きたい」と思っていただく。そのために、ツアーを企画する商品造成部門やパンフレットの制作を行う制作会社と連携しながら、紙面づくりに携わっているのが企画業務部企画制作グループです。私は、同グループの3名のスタッフとともに海外旅行向けパンフレット担当者の一人としてアメリカ、アジア、台湾方面のパンフレット制作を担当しています。
 その具体的な業務には3つあります。1つ目が、紙面構成の土台となる仕様・ルールの策定です。細かい事例でいうと、文字の種類や大きさ、文字と文字や行間の空きスペース、文章や写真をレイアウトする範囲(版面)まで、お客さまも含めた社内外から寄せられる意見に耳を傾け、方面横断で対応可能な範囲を模索しながら決定を行います。

 2つ目は、制作会社が提出してきた紙面をさらにブラッシュアップしていくための校正作業です。誤字脱字のチェックから写真の大きさや配置、そもそもその写真が適しているのかといったデザイン・紙面構成に至るまで、読み手の視線で再検討していきます。
 そして最後が、表紙デザインの方向性や使用する写真、要素を決める業務です。「パンフレットの顔である表紙に掲載するコンテンツとして何がふさわしいのか」、「旅の良さがわかりやすく伝わる写真とはどういうものか」、「パンフレットそのもののグレード感、中に掲載するコース内容を的確に表現したデザインとは」といったことを突き詰め、店頭に並んだ数多くの旅行パンフレットの中でもっとも訴求力のある表紙を追求していきます。
 これら業務を、年2回発行する期首パンフレットのほか、季節別、テーマ・イベント別など、年間100種類以上に及ぶパンフレット制作において実行していくのが私のミッションです。
仕事の「醍醐味」と「苦労」
パンフレットに携わるあらゆる立場からの要望・意見の狭間での葛藤
 私たちにとっての「お客さま」には、パンフレットを使って旅行を検討してくださる実際のお客さまだけでなく、JALパックのツアーを販売いただいている旅行取扱店の販売スタッフの方も含まれます。それは、「ツアー内容を把握しやすい」「魅力的に見える」といった実際のお客さまの視点だけでなく、各ツアーの特徴や訴求ポイント、価格が分かりやすいといった売り手側の視点も意識した紙面づくりが求められることを意味します。
 例えば、ツアーを企画する商品造成部門の立場では、自ら手掛けた商品への強い想いから「とにかく色々な魅力を出す」事を望みますし、予約部門・旅行取扱店の方の立場では実際お客さまから頂戴するお叱り・ご指摘をもとに「良いところだけでなくデメリット部分をしっかり掲載する」事を望みます。

 それぞれの業務内容・立場があるのでどれも理解は出来ますが、限られた紙面スペースの中ではどこかで折り合いをつけなければいけません。また、各々で意見が違う以上、どのような決定をしても「皆が100%満足」という結果にはなりませんので、決定に対し非難をあびる事もあります。全ての方面事情、様々な立場の希望を聞きベストな答えを導くのは本当に難しい仕事で毎回、頭を悩ませていますが、結果として「今回のパンフレット変わったね、良くなった」という一言をもらえたときは、大きな達成感を感じます。
EPISODE and MESSAGE
ありのままの自分を優先すべし
 就職活動は、「短く、限られた時間の中で、人生に大きな影響を及ぼす決断をする」活動です。なにせ、一生働く職場を決めることになるかもしれないわけですから。だから、企業を受ける前、もしくは受けながらでも構わないので、自分が仕事を選ぶ上でのプライオリティが何なのかをよく考えてください。そして、最終的な判断を下すとき、優先すべきだと判断したものを大切にしてください。
 また、一生働く職場を選ぶわけですから、「ありのままの自分の姿で向き合う」ことを意識したほうがいいと思います。焦りや不安から「自分を良くみせなければ」と背伸びしたくなる心理はよく分かりますが、面接官は学生一人一人の良いところを見つけようとしてくれるため、リラックスして素の自分を出せたときのほうが、うまくいったと記憶しています。ですから、「ありのままの自分」で、就職活動に挑んでもらいたいと思います。
ON and OFF
~ ON TIME ~
  • 出社すると、社内や制作会社から届いているメールを確認。緊急性の高いものから順に対応していく。
  • パンフレットの校正紙をじっくり読み込み、修正・訂正を赤ペンで書き込んでいく。非常に神経を使う作業であり、一瞬たりとも気が抜けない。パンフレットによっては発行部数が50万部に及ぶものもある。
  • パンフレットのルール改定について、部内でミーティング。意見を交わす。何かあればすぐに打合せができる雰囲気があり、助かっている。
  • ちょっとした立ち話を通して情報交換。発信するルールは、担当エリア以外のハワイやヨーロッパなど海外全エリアのパンフレットにも適用するため、担当外方面の情報収集も欠かせない。
  • 決定した新ルールや改定箇所を社内向けに発信するための資料を作成する。こういった地道な仕事は非常に重要であり、全社で大事な情報をいち早く共有できるかに関わる仕事である。
~ OFF TIME ~
  • 右が本人。2001年7月、大学時代の友人と行った湘南の海にて。学生時代、夏は海、冬はスノーボード、合間をぬって旅行や趣味にとアクティブに過ごしていた。今でもその傾向は続いており、旅行はもちろん、ヨガやインド舞踏などへと幅が広がっている。
  • 左が本人。2011年2月、会社の先輩と中東旅行(シリア・ヨルダン)に。写真は「インディジョーンズ 最後の聖戦」にも登場したヨルダンのペトラ遺跡。ペトラとはギリシャ語で「岩」を意味する通り、岩を掘り抜いた壮大な遺跡群が続き、過去の旅行でも最も思い出深い場所。
これが私の必携品
赤ペン
校正用に使用している赤ペンは、使用頻度の高さから、あっという間に使い切ってしまう。そのため、ネット販売を利用して、一度に大量購入している。こだわりは、「絶妙な太さ&とにかくインクの出が良いこと」です。
キャリアパス
2004~2009
アジア・中国部 アジアグループ
2009~
現職
Other People

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