仕事紹介

伊藤文人
伊藤 文人
海外商品企画第3部 ヨーロッパグループ
2006年入社
私の仕事
他社にないオンリーワンの素材を入れた海外旅行商品の企画
 旅行取扱店の店頭に並ぶ「JALパック」パンフレットに掲載される数々の海外ツアーを造成しているのが私たち海外商品企画部です。エリアごとに担当が別れ、海外商品企画第3部の担当エリアはヨーロッパ・アフリカ・中東、その中で私はイタリアと北欧を担当しています。
 商品造成とは、簡単にいうとツアー日程を組むことですが、そのためにさまざまな作業があります。まず、ホテルや観光内容、食事のメニューなどについて調査し、作成した旅行日程をもとに現地手配会社に見積もりを依頼、品質を確認して、発注先を決定します。コース内容が決まると、価格を決定し、パンフレットを作成します。さらに、予約セクションや各旅行取扱店担当セールスマンが旅行商品のポイントを説明するための資料の作成や、発売後の質問の回答などのアフターケアーまで、手配セクションと連携して、そのツアーのすべての面倒をみるのが私たちの仕事です。パンフレット掲載の商品だけではなく、季節のイベントに合わせた商品、JALマイレージバンク会員様専用のツアー、WEB限定の商品も造成しています。

 ヨーロッパツアーは、ちょうど私の両親くらいのお客さまが多いので、商品造成に際しても、「親に何を見せたら喜ぶか」、「これを食べたらどう感じるか」と、想像しながら企画しています。ただ、デスクの上では、お客さまの反応がわかりづらいので、半年に1回程度、自ら志願してツアーに添乗させてもらい、現場感覚を取り戻しています。他社のツアーの研究もして、企画のヒントをもらうこともありますが、目指しているのは、他社にないOnly Oneの素材を入れること。そうしたオリジナリティを大切にしたいと思います。いずれにしても、自分が楽しみながら作るのが、楽しいツアーを作るコツだと思います。

 現在、商品造成の他、部署の計画値策定や実績の集計も担当しています。数字が苦手というのが私の弱点でしたが、約1年間、数字を見ているうちに、それまでわからなかった数字の意味も少しずつわかるようになってきました。とはいえ、まだまだ勉強が必要で、弱点である数字を強みにできるようにがんばりたいと思います。将来は、サービスフロントである海外支店で、数字を正確に判断しながら支店運営に携われるようになるのが目標です。
仕事の「醍醐味」と「苦労」
謙虚に何が喜ばれるのかを聞けるマインドが求められる
 この仕事のやりがいは、やはり、自分が担当したツアーに、多くのお客さまにご参加いただき、数字を達成すること。そして何よりも、アンケートのコメントや同行したツアーコンダクターのレポートで、旅行中お客さまが楽しんでいらっしゃったという報告を受け取った時です。
 特に苦労するのは食事です。イタリアの場合、美食の国というイメージから、食事への期待度が高く、お客さまに満足していただくのは並大抵のことでありません。おいしくてサービスの良いレストランは、やはりそれなりの値段がします。また、本場の味と日本人の舌にも若干感覚の違いがあるため、現地からの情報やネットの情報なども参考にしながら選んでいます。
 現地手配会社や現地法人、ツアー催行に携わる関連部署、皆それぞれ良いツアーにしようという思いは同じですが、時として立場により利害が一致せず、折り合いがつかないこともあります。その時は、とことん話し合い、お互いの譲ることができる、よい意味での妥協点を見出して、次のツアーの内容に反映し、改善につなげていくよう努めています。
 多くの人と一緒に仕事をしていくので、素直に人の話を聞くこと、先入観にとらわれず、色々なことを吸収する柔軟さが大切です。資格や語学、知識などのスキルも必要ですが、それ以上にこれから何を学ぶかが一番重要だと思います。
EPISODE and MESSAGE
自分なりに猛烈に研究した成果
 入社後約2年間、ヨーロッパを中心にツアーコンダクターを経験しました。ツアーの添乗で初めてスペインに行くことになりました。事前に、本や資料でかなり勉強していきましたが、行く場所、見る場所、すべてが初めての場所です。初めて参加するお客さまと同じ目線で驚きを感じていましたが、いかにも初めてではないという素振りで、勉強で頭に入れた知識でお客さまをご案内しましたが、内心はどきどきでした。しかし、ツアーの日程をこなすうちにお客さまともすごく仲良くなり、楽しいツアーにすることができました。なんとか無事にツアーが最後の晩を迎えた時、お客さまとみんなで食事をしようということになりました。36人も一緒に入れる店はないので、食事は各自でしていただき、ホテルの私の部屋を開放して、それぞれが買ったものを持ち寄って飲みましょうということなりました。その時に、「実は私も初めてだったんですよ」という話をしたところ、「そんなことまったく気がつかず、楽しい旅行だった」と皆さんに言っていただき、ほっとしました。その時のお客さまとは、今でもお付き合いのある方もいて、私にとっても忘れられないツアーとなりました。
ON and OFF
~ ON TIME ~
  • メールチェック。海外から送られてくるので英文でやりとりするメールが多い。
  • 前日までの自分担当商品の集客状況を確認。自分の企画した商品が当たることもあるが、そうでないこともある。なぜそうなのかを分析する意味でも、リサーチは欠かせない。
  • 仕事がひと段落して、リフレッシュコーナーにてリラックス。天王洲アイルにある本社からの眺めは、目前のレインボーブリッジや夕日に浮かぶ富士山が最高。
  • 次の商品造成の方針、飛行機の仕入れなどについて、隣の席のフランス担当者と打合せ。自分だけの知識には限界がある。とにかくこまめな情報交換の積み重ねが重要だ。
  • 政府観光局の資料でリサーチ。どんな所にも企画のヒントはある。常日頃から、丹念な情報収集を行うという仕事スタイルが求められる。
~ OFF TIME ~
  • ローマ支店勤務時代、オフィスにて。24時間体制でツアーをサポートしており、それこそ風呂に入るときも携帯電話を手元に置いていた。
  • 暇さえあれば日帰りでも泊まりがけでも行ってしまうのが、スキー&スノーボード。これを生き甲斐に1年間頑張っている。
これが私の必携品
卓上扇風機
添乗員やローマ支店時代は専ら外を走り回っていましたが、現在の職場は、初めてのデスクワーク。室内で快適に仕事を、と行きたいところですが、汗っかきの私は、夏はもちろん、冬場も扇風機とタオルは手放せません。
キャリアパス
2006~2008
旅客サービス部 コンダクターグループ
2008~2010
人事総務部付 海外事業所出向 JALPAK INTERNATIONAL EUROPE B.V. (ROME Branch)
2010~
現職
Other People

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